「それ、問題ある?」
この一言で、私の世界は少しずつ、でも確実に変わっていきました。
今日は、私自身の実体験を通して
“普通”に縛られなくなったことで見えた世界についてお話ししたいと思います。

私たちはどれだけ「普通」を使っている?
「それ普通じゃないよね」
「普通みんなやってるよ」
「普通それダメでしょ」
こんな言葉、無意識に使っていませんか?
我が家には中学生の子どももいるので、日常の中でも「普通」という言葉はよく耳にします。
でもある出来事をきっかけに、私の中からこの「普通」という物差しが、スーッと消えていったんです。
「普通」に縛られていた頃の私
日本にいた頃の私は、正直かなり「普通」を気にするタイプでした。
- みんながやっているから
- 周りから浮かないように
- ママなんだからこうあるべき
- 子育て、教育、働き方も「王道」が安心
私は11年間、正社員として働いていました。
「普通のレールから外れないこと」が安心だったんですよね。
でも同時に、どこか苦しさもありました。
「本当にこれでいいのかな?」
そんな小さな違和感を、ずっと抱えていました。

「え、だから?」と返されたあの日
転機になったのは、海外で外国人ママたちと話していたときのこと。
子どもの話になり、私はこんなことを言いました。
「うちの子、まだ字が全然読めなくて…」
シンガポールでは、年長さんで読み書きができる子も多い環境。
しかも我が子はハーフで、最初から2言語を使っているため、読み書きは少しゆっくりでした。
すると、そのママはこう言ったんです。
「え? だから? それ、問題あるの?」
一瞬、言葉が出ませんでした。
そして次の瞬間、ハッとしたんです。
「あ、そっか。問題ないよね」

問題を作っていたのは「自分」だった
「遅れている」
「できていない」
「他の子と違う」
それを問題だと決めていたのは、他でもない自分自身でした。
でも「それで何が困るの?」と聞かれたとき、
「普通」という基準そのものが、実は存在しないのかもしれないと思えたんです。
「普通」がなくなって見えた世界
「普通」という物差しを手放すと、世界の見え方が大きく変わりました。
① 比べなくなった
周りの子と比べることが減りました。
② 焦らなくなった
比べないから、自然と焦らなくなる。
③ 「できていること」に目が向く
「何歳でこれができる」ではなく
「この子は今、何ができる? 何が好き? 何に夢中?」
外の基準より、その子自身を見るようになったんです。
不思議なことに、子どももどんどん「私は私」でいられるようになっていきました。

リズム体操に込めている想い
私が日本で行っている「リズム体操」でも、
年齢で区切る基準は一切ありません。
例えばボール投げ一つでも、
- レベル1〜レベル5まで用意
- 年齢関係なく「今できるところから」
3歳でもレベル5をやる子がいれば、
年上でもレベル1からスタートする子もいる。
「人と比べてどうか」ではなく
自分の中のレベルが上がることを大切にしています。
この考え方は、まさに私自身の
「普通が普通じゃなくなった体験」から来ています。

「普通じゃないかも」と不安なママへ
もし今、
- うちの子、普通じゃないかも
- 周りと違っていて不安
そう感じている方がいたら、ぜひ考えてみてほしいことがあります。
普通は、場所が変われば変わります。
でも、その子の個性は変わりません。
日本基準の「普通」は、世界から見たらほんの小さな基準。
そこに無理に合わせなくても、
その子が輝ける場所は必ずあります。

「違う」は、世界では「スペシャル」
日本では「ちょっと違う」「落ち着きがない」と言われがちな子が、
海外では「エネルギーがある」「可能性がある」と見られることも珍しくありません。
能力が高すぎる子ほど、日本では浮いてしまうこともあります。
例えるなら、スーパーマン。
地球では「違いすぎる」存在でも、
場所が変われば「普通」になる。
環境が違うだけで、評価は真逆になるんです。
親子プチ留学で伝えたいこと
私が行っている「親子プチ留学」は、
英語を話せるようにするためだけのものではありません。
- 世界はこんなに広い
- 環境が変われば「普通」も変わる
- ここでは、私は私でいいかも
そんな体験を、子どもにも、保護者にも感じてもらいたい。
だから私は、毎回本気で関わります。
「その子が何か一つでも変わるきっかけを持って帰ってほしい」
そう思いながら。

まとめ|「それ、問題ある?」
最後に、もう一度。
「それ、問題ある?」
この問いを、自分自身に向けてみてください。
子育ても、人生も、きっと少し楽になります。
そして何より、
子どもの可能性を、もっと大きく信じられるようになります。
今日のお話が、誰かの心を少し軽くできたら嬉しいです。

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