海外での子どもの習い事事情とは?

「海外に住みたいと思っているんですが、日本みたいな習い事ってありますか?」
「みんな実際、何を習っているんですか?」

こんな質問を本当によくいただきます。

今日は、海外(主にシンガポール)でのリアルな子どもの習い事事情についてお話しします。

私は実際に、子どもが赤ちゃんから年長さんまでシンガポールで子育てをしていました。さらにその前は、新体操の指導者として活動しており、シンガポールで新体操を“ゼロから開拓”した経験もあります。

今日は
指導者目線👀
保護者目線👀

両方からお伝えしていきますね。

海外にも日本と同じような習い事はある?

結論から言うと…

あります。普通にあります。

例えば、

  • ピアノ
  • バレエ
  • スイミング
  • テニス
  • バスケットボール
  • 野球
  • サッカー
  • プログラミング
  • 塾

など、日本とほとんど変わりません。

「海外って特別な習い事しかないのでは?」と思われがちですが、そんなことはありません。

日本と大きく違うポイントは「級制度」

ただし、大きく違う点があります。

それは…

✔ 運動系にも“級”があること

例えばバレエ。

日本だと、
「かわいい衣装を着て、発表会があって、よくできました♪」
という雰囲気が多いですよね。

でも海外(シンガポール)の場合は違います。

ほとんどの運動系習い事に
明確なレベル制度(級)があります。

特にバレエはイギリスメソッドで
「〇級」「〇グレード」とはっきり分かれています。

そしてそれはバレエだけではありません。

新体操で痛感した“海外流”

私がシンガポールで新体操を始めたとき、日本と同じように級制度は作っていませんでした。

新体操は大会で点数がつく競技。
級は特に必要なかったんです。

ところが…

現地から言われました。

「子どもを継続させるために、級を作ってください。」
「賞状も発行してください。」

最初はびっくりしました。

でも理由を聞いて納得。

その賞状や級が、
学校入学時の評価材料になったり
日本でいう英検のような役割になったり

するのです。

つまり、

運動系=教育評価の一部

なんですね。

そこで私はゼロから
1級〜10級までの制度を作りました。

しかも、

  • 明確な基準を設定
  • 日本から審査員を呼ぶ
  • 正式なテストを実施

本格的にやりました。

すると…

大好評。

「受かった」「落ちた」
「賞状がもらえた」

このプロセス自体を、保護者も子どもも重視していました。

海外は“楽しむだけ”が難しい?

日本では、

「体力がついたね」
「続けられてえらいね」

で終わることが多いですが、海外では

✔ 進級
✔ テスト
✔ 評価
✔ 結果

がついてくるケースが多いです。

なので、

比べられるのが苦手なお子さんの場合は、

「この習い事は級制度ありますか?」
「進級テストはありますか?」

と事前に確認するのがおすすめです。

気になる月謝事情

■ ローカルスクールの場合

現地の先生
言語は英語のみ

→ 比較的物価に合わせた価格

■ 日本語で習える教室の場合

これは高くなります。

理由はシンプル。

海外では
日本語は“外国語”だから。

日本で英語教室が高いのと同じです。

目安としては
ローカルの約1.5倍。

タイでのエンジョイリズム体操の例

現在、エンジョイリズム体操はタイにも展開しています。

日本の場合:
週1回で約8,000円

タイの場合:
英語+日本語の2ヶ国語指導で
約10,000円強

タイの物価は日本の約3分の2。

それでも、日本語での習い事は高くなります。

でも日本語指導にはメリットも

  • 細やかな指導
  • 保護者と日本語で会話できる
  • 子どもの様子を細かく共有できる

英語が不安な保護者にとっては、これは大きな安心材料です。

私がシンガポールで教えていた時も、日本人の子どもがとても多かったです。

レッスンは2カ国語。
保護者対応も言語を使い分けていました。

海外は“格安サークル”はほぼない

日本だと、

週4回で4,000円のクラブチーム
(保護者ボランティア運営)

のようなケースがありますよね。

でも海外ではほぼありません。

例えば、私の子どもがシンガポールで習ったサッカー。

1時間5,000円

週1回で月2万円

高いですよね。

でも先生はスペイン人。

指導レベルは本場そのもの。
子どもの習い事というより、プロ育成に近いレベルでした。

海外の習い事は

将来につながるレベルまで引き上げる
専門性が高い
だから高額

という傾向があります。

海外でも日本の習い事はある?

あります。

  • 柔道
  • 剣道
  • 空手
  • 茶道

など、日本独自の文化系習い事も意外と充実しています。

シンガポールでは茶道もありました。

海外だからといって、日本文化が学べないわけではありません。

海外の習い事は“教育寄り”

海外の習い事は、

  • 級制度がある
  • 評価される
  • 教育的要素が強い
  • 日本語指導は高め
  • 専門性が高い

という特徴があります。

これから海外移住や留学を考えている方は、

「どんな目的で習わせたいのか」
「わが子に合う環境はどちらか」

を意識して選んでみてくださいね。

以上、
海外のリアルな習い事事情でした。

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